他愛がねぇ!閉幕

第三回公演「他愛がねぇ!」

無事に全行程を終えることができました。

前回公演から丸三年。この三年はただ単に過行く年月ではありませんでした。

「他愛がねぇ!」実は、2020年時点で既に書き下ろされていたんです。「今日、なんかあるぜ!」の勢いそのままに公演を打とうと画策していた矢先の、世界の変遷。

それは我々の熱意を当然ながらにえぐりとっていきました。

いつか二神が、自分が書いた作品は子どものようなものだ、と。

彼の中にもメンバーの中にもこのまま、他愛がねぇ!を「そういえばあんなのあったよね」で終わらせるわけにはいかないという想いがあったんでしょうね。

初期の緊急事態宣言が明けた中、一度読み合わせを行った時に生まれた衝動と今回とでは似て非なるものがあり、それは即ち「三年」という期間が各々の心境に変化を与えたからだと思います。

そんな中でも再び集ったチームの熱量は変わらず、より結束できたのではと、こうして終えて一息ついた今、中空を見つめながら感じます。

そしてライブだからこそ実感する、人と人との繋がり。

ダイレクトに受けるそれは忘れていたものを呼び覚ましてくれ、又改めて重要なものだと気づきました。

今回、ここまで来れたのはサポートして下さった関係者の方々と、なによりお越し頂いたお客様があってのことです。

感謝。それ以上に感謝。

有難うございました。