現代行き列車 未来停留所9

これで十分だと思えれば、幸せの意味に気付くだろう。

今日があることに感謝できれば、これで十分だと思うだろう。

素直になってみれば、屈託なく笑えるだろう。

行動してみれば、明日の朝が見違えるだろう。

物事は至ってシンプルなのかもしれない。

ヴィム・ヴェンダースもそんなことを考えていたのかな。

ご立派な感想を述べた自分に辟易するが、何通りだって答えがあっていいと思う。

正解なんてあってないようなものだから。

いつもの日曜日の朝。

窓から眺める曇天の隙間から覗く青空を見て

何故だかいつもより高揚している自分が居た。

寛人